受験と「関係ない」教科とどう向き合うか [【大学受験】よくある質問]
こんにちは!
東大家庭教師友の会スタッフのタカシです。
今回は学校の授業、特に受験に直接ない実技教科などに、どのように向き合えばよいかという質問に答えます。
【質問】
僕は公立の中堅校に通っている1年生です。
高校での定期試験の成績は上位です。
両親はこのまま勉強をがんばり、お金があまりかからない指定校推薦を狙ってほしい、と言っています。
しかし、僕の中では漠然とですが、東大に行きたいという目標があります。
ただ、一般受験で大学を受けるとなると、これらの家庭や情報、保健といった受験に直接関係ない教科はまったく意味がないように思え、「なんのために時間を割いて勉強しているんだろう…」と試験勉強時に感じました。
実技教科の試験勉強はどのくらいを目標に勉強すればいいのでしょうか。指定校推薦の可能性を高くするために8割~9割を狙うか、まったく関係ないと割り切って平均割るのを恐れないでいるか、どちらの選択肢も取れるようにそこそこ勉強すべきなのか。体験談も大歓迎です。
では、よろしくお願いします。
【回答】
一見受験に関係ないように思える実技教科は、確かに勉強しても意味がないように思えます。特に試験前に良い点を取るため頑張って勉強すると、時間も多く取られ、その時間をもっと他の勉強に使うほうがよいのでは、と感じるかもしれません。
しかし、試験前にそれだけ勉強しなければいけないのは、普段の学習をおろそかにしているからではないでしょうか。実技教科の授業を普段からまじめに受け、授業で聞いたことは授業の間で理解するように心がければ、試験前にまとめて一夜漬けをする必要もなくなるでしょう。
それに、完全に実技の試験を捨て、試験前に1日2日の時間を得たとして、それを他に何か有効に使うことができるのでしょうか。 まだ一年生なのですから、おそらく勉強の計画も完全にたってはいないでしょう。
もし東大受験を真剣に考えるのであれば、実技を捨て試験前の1日2日を節約するではなく、いまから受験のための学習計画を立て、普段から日々「受験のための」勉強を無理のない範囲で継続して行い、定期試験前には余裕をもって実技の勉強に取り組むべきではないでしょうか。
学校の授業に対して、「推薦に使うからまじめに取り組む」とか「受験にでないから捨てる」という態度で臨むのは、あまり得策ではありません。
家庭科で裁縫をすることや、情報でワードエクセルの使い方や2進法を学ぶこと、保健で自身の健康について考えを巡らせること、音楽で歴史上の音楽家を覚えたり、書道で昔の中国の書体を学ぶことに意味がないと言えるでしょうか。今後の人生で裁縫をしたり、ワードエクセルを使ったり、健康が不安になったり、クラシックを聴くようになったり、毛筆で手紙を書いたりすることがないとどうして言えるでしょう。
受験といえども、余裕を持って接することが大事です。
普段から目標を持って継続して学習すれば、余裕を持って生活できます。
意味がある勉強は受験勉強だけではないのですから、ぜひとも普段から実技教科も、受験教科も勉強し、それぞれに学習する意味を見つけてほしいと思います。
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